専門学校マーケットとは

専門学校の市場規模

専門学校は全国に2817校、約59万人の学生が在籍しています。

文部科学省:平成28年度 学校基本調査より

専門学校は大きく8つの分野に分類されています。
対象分野の職種と、在籍している学生の目指す方向が合致していることは専門学校の特徴の一つです。

工業分野 情報処理、自動車整備、建築、土木、測量、電気・電子、機械、無線・通信関係 など
農業分野 農業、バイオテクノロジー、園芸、畜産、バイオテクノロジー、フラワービジネス など
医療分野 看護、理学・作業療法、柔道整復、歯科技工、歯科衛生、鍼灸、臨床検査、臨床工学、診療放射線 など
衛生分野 美容、理容、エステ、メイク、調理、製菓・製パン、栄養 など
教育・社会福祉分野 介護福祉、社会福祉、保育、幼児教育 など
商業実務分野 経理・簿記、会計、秘書、ホテル、観光、不動産、情報処理 など
服飾・家政分野 洋裁、和裁、ファッションデザイン、ファッションビジネス、編物 など
文化・教養分野 デザイン、美術、音楽、法律行政、スポーツ、演劇、映画、英語、通訳・翻訳 など

分野別の学校数、学生数の分布は下図のようになっています。

専門学校の位置づけ

専門学校は高校卒業以上の方が入学できる学校で、職業人の育成を目的とした「専門課程」を有しています。
1年制から4年制の学科があり、2年制以上の学科を卒業すると「専門士」、
4年制以上の学科を卒業すると「高度専門士」の称号が授与されます。

専門学校を取り巻く環境

1.高校生18歳人口の減少
平成3年度に205万人だった18歳人口は、平成32年に 118万人と半減すると予測されています。
このことは、専門学校を初めとする、高等教育機関への進学対象者が減少することを示すとともに、
若年労働者の確保が困難になることを示しています。
そして、既に企業の採用活動の変化が見え始めました。
今まで4大卒か大学院卒のみを採用していた大手企業が、専門学校生を採用するために動き出しています。
この傾向は今後、より一層強くなると思われます。
2.新たな入学者確保に向けた取り組み
1.の状況を見据え、専門学校では学校ブランドと教育品質の向上のため、企業と連携した教育を強化し、
そのことを高校生やその保護者に向けて情報発信することに注力しています。
職業人を育成する教育機関として、企業との連携は欠かせないものとなってきました。
3.専門学校に関する諸制度
職業人育成の要として、専門学校に関する様々な制度が施行、検討されています。

制度紹介

1.職業実践専門課程
職業実践専門課程は、文部科学大臣が認定する制度です。
専門学校のうち、企業・業界団体等との密接な連携により、業界が求める最新の技術・知識等を修得できるよう、
実践的な職業教育を実施し、質の確保に組織的に取り組む学科が認定されます。
平成26年4月にスタートし、現在833校2540学科が認定されています。(平成28年4月現在)
職業実践専門課程の認定要件となる4つの項目
詳細は、「職業実践専門課程サイト」をご覧ください。
2.通信制、単位制の認可
・通信教育による卒業課程(通信制学科)の認可
・単位制の認可
3.専門職業大学(仮称)の新設
職業教育に特化した高等教育機関(専門職業大学(仮称))の創設について、中央教育審議会で検討が重ねられています。
認定要件などについて、様々な意見が出ていますが、職業教育の新たな展開として注目されています。
職業教育の新しい展開となることは間違いありません。

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